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【福邦銀行】格下げ:BBB/ネガティブ→BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0467

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http://www.jcr.co.jp/

17- D- 0467 201 7 年 9 月 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社福邦銀行

(証券コード:−)

【変更】

長期発行体格付 BBB → BBB− 格付の見通し ネガティブ → 安定的 ■ 格付事由

(1) 福井県福井市に本店を置く資金量 4, 300 億円の第二地方銀行。県内預貸金(ゆうちょ銀行除く)シェアは 約 1割と県内に本店を置く地域金融機関のなかでは三番手。09年 3月に改正金融機能強化法に基づく公 的資金を受け入れて以降、貸出資産の質の改善や内部留保の蓄積が徐々に進んできた。しかし、従前より 低下していた収益力は、この 1 年で更に低下し、その回復も当面は見込みにくい。加えて、保有有価証券 にかかるリスクは小さくなく、資本の充実度にも改善の余地がある状態が続いている。このため、格付を 1 ノッチ引き下げた。

(2) 17/ 3 期は中小企業向け貸出が平残ベースで下期に増加に転じ、利幅の厚い個人向けフリーローンの残高 も増加を続けたが、貸出金利回りの低下幅が大きく、コア業務純益は 17/ 3期 5.1 億円と前期比6. 4 億円 減少した。ROA (コア業務純益ベース)も、投資信託の解約益を含んだベースで 17/ 3 期 0. 1%まで低下 している。18/ 3 期に入り、新規開拓を担う渉外担当の増員や審査プロセスの簡素化など様々な営業施策 に取り組んでおり、今後はこれらの施策の効果が期待できるが、貸出金利回りの低下が収益を圧迫する状 況は続くとみられる。19/ 3 期に新しい基幹系システムへの移行を控えているため、当面は経費も膨らむ 見通しである。総じて、コア業務純益は今後も低水準で推移していく可能性が高い。

(3) 金融再生法開示債権比率は 17 年 6 月末で 4. 6%。業界平均対比で高い水準にある。しかし、同比率は開 示債権の圧縮と正常債権の積み上げに伴い着実に低下しており、保守的な引き当てにより保全も強化され ている。大口与信の圧縮に努め与信集中リスクを緩和してきたほか、倒産件数の低位推移など外部環境に も支えられ、与信費用は 17/ 3 期で 7 期連続、貸出残高比 20bp 台に収まる水準で推移している。直近 2 期 では不良債権の新規発生の抑制などにより貸倒引当金の戻入益を計上している。融資先の業績は総じて改 善傾向にあり、与信費用が急増するリスクは限定的である。

(4) 有価証券運用では、デュレーションの長期化に伴い、保有円貨債券の金利リスク量が拡大しており、その リスク量は資本対比でも大きい。保有債券全体の評価益が少額であることも踏まえると、国内市場金利の 動向には注意を要する。投資信託の運用に関しては、リスク管理を強化しながら、残高を積み上げている。 しかし、投資信託の保有残高は多く、価格変動リスク量を適切にコントロールしていけるか注視していく 必要がある。

(5) 連結コア資本比率は 8%台で推移している。与信費用の抑制などに支えられ利益の蓄積が進んでいるため、 リスク・アセットの拡大に見合う資本を概ね確保できている。しかし、コア資本のなかには返済を前提と した公的優先株が含まれており、資本の充実度を高めていくことが課題である。

(担当)松村 省三 木谷 道哉 ■ 格付対象

発行体:株式会社福邦銀行 【変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 8 月 30 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:松村 省三

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「銀行等」(2014 年 5 月 8 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社福邦銀行

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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